女性が一人暮らしをすることになった場合、気になるのは防犯面です。
セキュリティが甘いマンションに住んでいると、せっかくの一人暮らしなのに、不安要素が出てきますよね。
一人暮らしの女性に必須のマンションセキュリティには、どんなものがあるのでしょうか。
1. 一人暮らし女性に必須のマンションセキュリティ4選
では、一人暮らしの女性に必須の条件と言える、マンションセキュリティを4つご紹介して行きます。
1-1. オートロック
女性が一人暮らしをする時、マンションの玄関がオートロック式かどうかは気になるところです。
オートロック式の玄関とは、マンションの建物内の共用玄関ドアについて、来訪者が外からドアを開ける際には、オートロックシステムを解除してから入らなければなりません。
オートロックシステムはいくつかのパターンがあります。
<来訪者がオートロック式マンションに入る方法>
- 暗証番号を入力する
- 各家のキーが玄関ドアの鍵と兼用の集合キーになっていて、住人の鍵を使って開ける
- 入居者が持つカードキーで開ける
- 居住者に、部屋から鍵を開けてもらうことで中に入ることが出来る
オートロック式のマンションの場合、自宅の鍵以外に、もう一つ外玄関に鍵があるため、防犯面での安全はより高いと言えるでしょう。
オートロック式玄関のメリットは、居住者以外の無関係な人が侵入するのを防ぐことが出来ることや、しつこい勧誘やセールスの人が来ても断りやすいということがあります。
デメリットとしては、誰でも簡単に建物に入ることが出来ない分、郵便物や新聞などは玄関横の集合ポストに入れられることになります。
そのため、高層階に住んでいても1階のポストまで郵便物などを取りに行かねばならないという面倒な点もあります。
オートロック付きの物件を探す場合は、「東京都中央区でオートロック付きの賃貸物件一覧」などで確認してみてくださいね。
1-2. モニター付きインターフォン
女性が一人暮らしをするときに、モニター付きインターフォンの有無が重要ポイントになる人も多いでしょう。
一人で住んでいるのに、モニター付きインターフォンがなければ、誰が来るのかわからない上にとても怖い思いをします。
「宅急便です」と言っても、本当に宅急便業者なのかモニター付きインターフォンがあれば確認できますよね。
誰か来訪者が来ても、モニターで確認してから対応するようにすると、防犯的にはかなり高まります。
知っている人には対応するようにして、知らない人の時は居留守を使う人も多いです。
自分の身を守るためにも、女性の一人暮らしの時はモニター付きインターフォンがある部屋に住むことをおすすめします。
モニター付きインターフォンの物件を探す場合は、「東京都中央区でモニター付きインターフォンがある賃貸物件一覧」などを参考にしてみてくださいね。
1-3. 警備会社との連携
女性専用マンションなどには、ホームセキュリティが完備されているマンションもあります。
各部屋にセンサーが取り付けられているので、不法侵入者が入った場合などは即警備会社に通報されるシステムになっているので、女性の一人暮らしでも安全だと言えるでしょう。
外出時だけでなく、窓の外に不審者が見えたときや緊急時には、非常ボタンを押すだけで警備会社に通報することが可能です。
毎月の月額使用料を含めた家賃となると、若干高めの設定になることが多いですが、安全面は高くなります。
セキュリティ会社と契約している物件を探す場合には、「東京都中央区のセキュリティ会社加入済みの賃貸物件一覧」などを見てみてくださいね。
1-4. 人感センサー式ライト
人感センサー式ライトが、入り口やベランダ側についているマンションもあります。
夜など暗くなった時に誰かが通るとライトがつきますので、すぐにわかるようになっています。
不審者や泥棒はライトが苦手ですので、防犯効果は多少上がるでしょう。
しかし、ライトの位置はすぐに覚えられてしまうので、「ないよりはあったほうがまし」と言う程度の効果だと思っておきましょう。
2. 女性専用の賃貸マンションならセキュリティも安心?
女性専用の賃貸マンションであれば、セキュリティ面はある程度整っています。
建物の1階部分には防犯窓や高い柵が作られている物件も多いです。
しかし、女性専用マンションであれば絶対安心かと言うと、そうとも限りません。
女性専用物件でオートロック式玄関だから、絶対に建物の中に侵入出来ないということもなく、誰かと一緒に玄関から入ってくれば簡単に侵入出来ます。
オートロック式の玄関であれば100%安全だというわけではありません。
(参照:マンションセキュリティドットコム「オートロックマンションのセキュリティを破る7つの手口と安全な物件選びの方法」)
また、女性専用の賃貸マンションとは言っても、男性の入室がゼロになるわけではありません。
男性の入室に関しては規定がそれぞれ違います。
男性でも身内ならOKの場合や、基本的には身内でも男性はNGだけど、事前に管理会社に申し出をすればOKの場合など、物件ごとでルールが違います。
入居時にはしっかり確認をしておきましょう。
3. 女性にもできるマンションセキュリティを強化する方法
女性の場合、マンションの防犯設備に頼ることはもちろんですが、自分でも出来るマンションセキュリティを強化する方法もあります。
・出かける時は防犯ブザーを持つ
防犯ブザーはいざという時に役に立ちます。
夜遅く外を歩く人は、防犯ブザーを携帯しておくことをお勧めします。
・洗濯物は外に干さない
洗濯物を外に干したい気持ちもわかりますが、女性の場合洗濯物は外に干さないようにするほうが良いでしょう。
・インターフォンが鳴ってもすぐにドアを開けない
ちょうど知り合いが来る予定だからと言っても、インターフォンが鳴ってすぐにドアを開けるのはNGです。
必ずモニターを確認してからドアを開けるようにしましょう。
インターフォンに関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。
(参照:マンションセキュリティドットコム「マンションのセキュリティに差が出る3種類のインターホンとは?防犯性能の違いや交換方法もご紹介!」)
・宅配便は宅配ボックスを用意する
宅配便と言っても、不審者が業者を装った詐欺である可能性もゼロではありません。
荷物の受け取りには、宅配便ボックスを利用するとより安全です。
4. マンションセキュリティだけじゃない!女性の一人暮らしで重要な周辺環境の見極め方とは?
女性の一人暮らしをする場合、賃貸マンションを決める際は、マンションセキュリティだけではなく、いくつかの重要ポイントがあります。
・集合ポストや玄関が清潔かどうか
マンションの内見に行った時は、部屋だけでなく玄関周りもチェックしましょう。
集合ポストが乱雑に散らかっていたり、チラシが落ちていたりする場合は、マナーの悪い住人がいる可能性もあります。
マナーの悪い住人の家に、同じような種類の友人が出入りするとなると、一気に安全度が下がる場合もありますので気をつけましょう。
・治安が良いのか悪いのか
治安が悪いエリアであれば、危険度も上がってしまいます。
気になる物件がある地域の犯罪発生率をチェックして、治安の良い場所にある物件を選ぶようにしましょう。
・人通りが多いマンションを選ぶ
人通りが多い場所に建っているマンションであれば、常に誰かの目があるため、犯罪発生率も低くなります。
・大家さんが隣にいる
大家さんがすぐ隣の家に住んでいる、あるいは目と鼻の先に住んでいるなどの場合は、何かあったら大家さんがすぐに対処してくれることもあります。
5. 一人暮らし女性に安心なマンションセキュリティ・防犯対策まとめ
一人暮らしの女性に安心なマンションセキュリティについてと、防犯対策をご紹介しました。
社会人になる時など、一人暮らしを始める人も多いでしょう。
女性の場合は、セキュリティ対策がしっかりとしているマンションを選ぶことで、被害に遭う可能性はぐっと下がります。
加えて、自分でも防犯意識を高めておくようにすることを忘れないようにしましょう。
日頃からの備えを万全にし、防犯意識を普段の生活から高めておくとよいですね。